すがやと「私戦予備および陰謀」

10月7日、中田考先生(@HASSANKONAKATA)が「私戦準備及び陰謀」の容疑をかけられている北海道大学学生の参考人として家宅捜索を受けた。

J-CASTニュースさんより、北大生が見たという求人の貼り紙

J-CASTニュースさんより、北大生が見たという求人の貼り紙

 

実は、僕は中田先生が社長を務められているカリフメディアミクスという会社の役員をやらせてもらっている(名ばかりでほとんど仕事をせずにいつも申し訳なく思う)。そのため、僕のところにも登記を見たという記者さん、あるいは僕が役員をやっていることを知っている友人からそれぞれ「何か情報を持っていないか」「菅谷は逮捕されるのか」などの連絡がいくつか届いた。

重ね重ね普段は何もしていないくせにこんなときばかり役員面するのは心苦しいが、こちらにてカリフメディアミクス社として本件に対する声明を公開している。

 

ここでは声明の中の

  • 「報道と事実に違いがある(戦闘員としてではなく移民としての入国の予定となっており、処遇はイスラム国に委ねられている)」
  • 「北大生には国際平和の観点から日本とイスラム国の架け橋になってほしかった」
  • 「日本という国家の枠内で定められた『私戦準備及び陰謀』という法律において容疑がかけられる余地はあるかもしれないが(それも真実が明らかになれば違法と見なされないだろう)、イスラームの教えおよび国際社会の平和という観点において中田の行動に非はない」

ということを要点としてあげたい。

僕は上記の中で特に「国際社会の平和という観点において中田の行動に非はない」という点に深く深く賛同している。「考えが違うから爆弾を落とそう」というものと「考えが違うから対話をしよう」というのでは、僕は明確に後者の側に賛同する。今回の件で僕が逮捕される可能性は非常に低いと思う。その上で「国際平和への道はどちらにあるのか」を考えたときに、仮に今回の罪で日本という国家に投獄されることになってもむしろ光栄であるという気持ちすらある。そのため、実際逮捕される可能性的にも、また僕の心情的にも今回の件においては特に心配はしてもらわなくても大丈夫である。

 

ここで僕がカリフメディアミクス社の役員をやらせて頂いている経緯を記しておくと、大学卒業を控えた時期に現在カリフメディアミクス社のCEOを務めている宮内春樹君(@HaruYauchi)に声をかけてもらったことがきっかけとなっている。

宮内君は学生時代に共に学生運動を戦った同志であり友人である。当時、僕たちはいくつかの重要な局面において共に戦った、時には逮捕を覚悟したときもあった。これもまた非常に心苦しいことではあるが、宮内君は僕の母校である法政大学の集会・デモに共に決起し家宅捜索を受けている。
学生運動時代の宮内君の行動、それは僕にとってはどんな権威的な肩書きよりも、どんな莫大なお金よりも、どんなに崇高な言葉よりも、信頼するに足るものである。そのことは、彼が宗教家となり、僕がへんてこなオルタナティブスペースおじさんになった今でも僕の中では変わっていないし、むしろ日々の積み重ねからその信頼の確信が強まっている。

国際情勢におけるイスラムの立場から、今後も今回のようなこと、あるいはさらに苛烈な弾圧が起こることは十二分に予測される。いきなり予期していない弾圧がきたら驚いたり、動揺したりすることもあるかもしれないが、僕は彼への信頼から基本的には何があってもよいと思っている(その上で僕が名ばかりの役立たずではなく、もっと社のために働ければ尚よいのだと思うが……)。

 

今回の件は、国家及びマスコミにおける大きな悪意が働いている、ように僕は思う。しかし、これは権力内部・また自身を権力の側にいると思っている人にとっては善意に映る。国家は中田という国家の意思とは異なる行動をする人間をけん制し、権威あるマスコミは中田という危ない元大学教授がいることを世に喧伝する、そして人はこれを信じる。僕はこれを大きな悪意だと思うが、人によっては無批判に善意として受けとる。「その情報は本当か」と吟味せずに、「そんな危ない人がいるんだね」と盲目的に信じる。

こういった事は、今後も僕が今のような生活をしていれば何度でも起こり続ける。あるいは僕自身が「犯罪者」「危険な人」とされてしまうかもしれない(見る人によっては既にある程度はそうなのだろうが笑)。いくつかの対策はある上で、根本的なところでは何を持って人を信頼するか、何を持って人に信頼してもらうかという点を明確にして、日々の活動が壊れてしまわないように、また拡大していけるように尽力していきたい。

菅谷圭祐 について

横浜の山の方でリサイクルショップやってます。不用品回収、ご相談ください。経営理念「遊ぶように働く。働くように遊ぶ」。畑はじめました、三十路はじまりました。連絡先 09075254766 sugayakeisuke@gmail.com
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