すがや、りべるたんの代表を終える

2月21日のりべるたん後期総会を持って、僕のりべるたん代表の業務は任期満了で終了した。

できたてホヤホヤのころのりべるたん。

できたてホヤホヤのころのりべるたん。

 

りべるたんとは、もっと豊かに生きていける場を“自分たち”で作ろうと志す「自主生存」、誰とでも関係性を育み、連帯する姿勢を持つ「異文化交流」、自主生存・異文化交流の2点を発信し、拡大を目指す「文化発信」を3大理念とする、シェアハウス・シェアスペースだ。

元々りべるたんは、学生時代に仲間たちと共に大学内に学生が自由に交流する場所がない・自治できる場所がない現状を打破するために2012年の7月に創設した。以降、これまでの2年半、僕は役職の如何に関わらず、りべるたんでの活動に非常に大きな比重を置いていた。

しかし、今回の代表任期満了を契機に少し立ち位置とバランスを変えようと思っている。今後は自分の場所を最前線から後方支援に移し、運営の主体・舵取りは他の方に任せるつもりでいる。それが現在の自分の状況、そしてりべるたん全体でのバランス両方において最善の選択だと思う。

 

りべるたん運営において責任の比重が大きな立場で関わる中で、本当に色々なことがあった。
と、このように書くと良いこと、悪いことがあったような感が出るけれど、正直に言って大体は苦悶苦闘の日々だった。

一度責任から離れて振り返ってみると、まず浮かんでくるのは反省の数々だ。
りべるたんはその性質上、非常に多種多様な人が訪れ、関係性を持つ。そうすると当然の事ながら山のようにトラブルが発生する。思想的な対立、相性的な対立、もしくは複雑に絡み合った人間関係での対立、金銭関係での対立、文化の違いによる対立……、数えられないほどのトラブルの数と種類がりべるたんにはあった。

僕はそれらに対して自分に出来る限りの力で解決を目指して関わった。しかし、全てを問題を上手く対応し解決できたわけではない。僕にもっと人に対する優しさや想像力、知識があれば、よい結末を迎える事ができたのではないかと思うものがいくつもある。

りべるたんは理念のひとつに異文化交流と銘打ってはいるものの、訪れるのは世界のごくごく限られた人種のみだ。それなのに、そのごくごくわずかな人々なのに、僕が出会ったことがなかった思考方法や考えや文化、そしてトラブルに信じられないほど出会い、当惑し、判断を迷うことが多々あった。

それでも、りべるたんが現存し、また理念を保ち続けられているのは、一重に理念を共有し、共にりべるたんの維持発展のために尽力してくれた、そして今もしている運営者および支援者のお陰だと思う。僕一人では対応できないことは数多くあった。りべるたん運営において力強い仲間たちに非常に恵まれた。

 

東池袋に移り一軒家となったりべるたん! 

東池袋に移り一軒家となったりべるたん! 

 

基本的に苦しいりべるたん運営の中で、二回ほど心の底から辞めたいと思うことがあった。

いくつかの負荷が重なり、「誰のために」「何のために」この場所を大切にしているのか、拡大しようとしているのかがわからなくなった。また自分が代表として権力を握り、菅谷の感性や判断を一度枠の外に置き、代表として行動する中で、ある種の孤独も強まっていた。

普段図太く、地球がなくなっても一人だけ生きていそうとまで言われる菅谷であるが、涙がぽろぽろと出るほど辛いときがあった。
そんな困難を乗り越えられたのは、僕にとってはとてもとても大切な何人かの友人たちのお陰だ。この友人たちがいなかったら、僕はりべるたんから離れるか、もしくはダークサイドに堕ちてさらにブラックな代表になっていたと思う。優しさ、労わりを与えてくれた友人達に、言葉で言い表せないほどに深く深く感謝している。

 

りべるたんは僕にとって、「大学はこういう空間であるべきだ」という初志と、「社会はこうあるべきだ」という大学卒業後に出会った社会の不条理に対するアンチテーゼを志した居場所運動になる。りべるたんは正式名称を「共同運営実験スペースりべるたん」というが、その名の通りに実験しながら小さいながらも別の世界を実現させることができた。今後は、運営の先頭はバトンタッチすることで、多分僕では実現できなかった良い点が付加されていき、さらにおもしろい場所になっていくのではないかと思う。

将来的に全体からの要請があり、また僕個人としてもやった方がよいと判断したら代表業に戻る可能性はあるが、少なくとも上手く回っている内は僕に代表業の要請は来ないだろうし、僕も自分が代表をやるべきだとは思わないだろう。代表業に戻るような事態にならないようにしっかりと後方支援していきたい。

今後もりべるたんでは確実に絶対に数え切れないほどの困難があるかと思うが、どっしりと執行部を支えて、維持発展の一助となっていきたい。

菅谷圭祐 について

菅谷です、三十路です。 連絡先 09075254766 sugayakeisuke@gmail.com
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