りべるたん代表選マニュフェスト

3月4日、りべるたん2016年度代表に選出されました。その際に掲げたマニュフェストを公開します。

りべるたん代表立候補 マニュフェスト

はじめに
共同運営実験スペースは今年で創設4年目を迎えます。
この間に創設メンバーの大半は大学を卒業し、当初学生のみだった運営者の年齢層も非常に幅広いものになりました。学生時代に大学に対する問題意識からスタートしたりべるたんは、大学自治の対峙から離れた場所へとこの場所がある意義の変容を必要としています。既にこの変化の波は到来しており、ある面においてはその変化に適応し、またある面においては適応できないことによるほころびも見え始めています。
私は、大学の自治の喪失というりべるたん発足の問題意識を忘れることなく、その上で、より継続的で、より幅広い年齢の、より充実したりべるたん自治を勝ち取ることを目指します。学生時代に「大学とはこういう場所であってほしい」という理想をりべるたんは一部ながら実現しました。それを今後は「社会とはこういう場所であってほしい」という、今私たちが直面している日常の中の違和感や憤りや不安に誇りを持って別の回答を提示できるりべるたんを目指します。
また、りべるたんは簡単に離脱できる、片手間で運営者を名乗れるという手軽さが魅力の一つとなっています。このりべるたんの良い部分は継承しつつも、他方では、りべるたんに腰を据えて生活できる、生きていける状態を目指します。「住」と「職」の改革を積極的に進めます。

三大方針
① 安宿・仮初の住まいではなく生活の場としてのりべるたんへ
りべるたん運営は財源的にも運営的にも居住者の存在が大きなものとなっています。りべるたんは共同運営実験「スペース」と銘打っていますが、実情においてシェア「ハウス」、家としての機能も大きいものです。これまでのりべるたんの継続の軌跡において意識的な居住者によるりべるたんの維持、りべるたん像の形成は決して無視できませんし、それは今でもささやかながらも確かに継続されている「実験」です。
現在、りべるたんに住んでいる、りべるたんを日常の中に置いているのは運営者の中で3分の1弱かと思います。この3分の1弱の中にある、家としてのりべるたん、共同体としてのりべるたんを推進し、また人数の増加を目指します。

具体案
・居住者の増加に伴うりべるたん増築
・増築物件の中に居住者の要望を叶える機能の設置(ex勉強スペース、作業スペースなど)
・居住部の自治の拡大、居住者の困りごとや生活環境の改善を運営レベルに持ち上げる

②労働を通じて集まれる、交流できるりべるたんへ
2015年前記総会を経て、りべるたんのための労働「土曜労働」が開始されました。私は、この方針を今後も継続します。学生でなくなった私たちが何によって東京都豊島区東池袋5丁目に結集できるのか、また創設の動機である自治の喪失と今後どのように対峙し、戦えるのか。私は、この結集軸としてりべるたん内における労働を提唱します。各員が持っている労働の知恵を教えあい、研鑽しあい、行動と総括を繰り返し続ければ、この労働は自主生存への展望が絶対に開かれると確信しています。労働によって、不当に虐げられ、苛められ、苦しめられるのではなく、共に教えあい助けあり、誇り高く楽しい労働の道を切り開きましょう。

具体案
・土曜労働の拡大、結集するメンバーの増加を勝ち取り土曜日以外も労働するりべるたんに
・労働内容の精査と充実、畑と行商、新物件での労働、りべるたん何でも屋など、既に行っている労働や現状出ている案について、行動と総括を繰り返し、何をどのような形で行うのがりべるたんのための労働に成り得るのかを検討し、方針を固めていく
・志望運営員がいた場合、りべるたん事業を職として生活できる環境の創出(志望運営員の能力にもよりますが)

③現状あるりべるたんの良さの継続
現在のりべるたんにおいて「人をほぼ排除することなく交流できる、場合によっては住むこともできる」という点がりべるたんの大きな良さだと考えています。そのため、りべるたんの認知と入り口の広さを今後も継続・改善します。一人でも多くの同志と成り得る老若男女との思いがけない出会いを増やしていきましょう。

具体案
・「イベント部主導」による金曜日開放の継続と改善
・月に一度のりべるたんイベントの継続と内容の精査
・告知および対応の改善により、りべるたんの間口の拡大

最後に
私はこれまでりべるたん活動全般において、最終的には私の行動によって、問題の対応や実務を遂行できればよいと心の中で思っていましたし、実際にそのように行動していました。全てを自分でやってもよいという気持ちで運営していましたし、裏を返せばその程度のレベルでしか大部分の運営者には期待していませんでした。この思想は、共同体や組織を否定的に批判し、個の精神を固く信じていたところによるもので、この精神は私のみならずりべるたん運営の随所に見られるものです。例えば、りべるたんの良いところとされている手軽さ、離脱しやすさ、責任のなさなどは私のみならず特に創設メンバーの組織の否定的批判が強く反映されたものであると考えます。

詳細は省きますが、私は昨年の豊島区議会選挙落選及び安保法案成立の二点から、このままでは何も成し得ないと総括するに至りました。自分の生きる、働いている、「今ここ」の闘いこそ、活動家の端くれとして他の何よりも推し進めるべきだという考えは変わりませんが、スタンス自体は変化しています。現在は組織の否定的批判でなく、肯定的批判を自分の中の実験課題と置いています。

私が仮に代表に信任されても、前回代表を務めさせて頂いた時とは、物事への対処で違いが出るはずです。具体的には、私は以前よりも自分自身のみを働かせません。他の人の働きを期待し、また稚拙ながらそのように促す努力をします。あるいは、そのことによって物事のスピードが落ちるかもしれませんし、一人で進めていれば達成できたはずものが達成できないかもしれません。前回代表時・これまでのりべるたん業務と同様に最終的な責任を取る覚悟は変わりませんが、個人的な体を動かす量は減らします。そうした方がりべるたんのため、あるいは他者のためになるという実験の中の仮設を現段階において立てています。この点を信任の際に重要視していただきたく思います。

りべるたんに結集される全ての皆様! りべるたんずが団結すれば世界中の誰と闘っても、この場所の自治を守り、そして拡大していくことができると私は確信しています。4年目のりべるたんも尚一層、「団結」について考えて、その上で団結頑張ろう!!

以上、よろしくお願いします。

菅谷圭祐 について

横浜の山の方でリサイクルショップやってます。不用品回収、ご相談ください。経営理念「遊ぶように働く。働くように遊ぶ」。畑はじめました、三十路はじまりました。連絡先 09075254766 sugayakeisuke@gmail.com
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